【体験レポート】「スマホでかんたん!縄文おでかけスタンプラリー」 | with-M. NewsMedia

【体験レポート】「スマホでかんたん!縄文おでかけスタンプラリー」

縄文スタンプラリー

複数回にわたってご紹介している地域リサーチ隊が行く!スタンプラリー体験レポート

過去2回は近場のスポットを周遊し、地域活性化を目的としたスタンプラリーの事例をご紹介しました。
 

詳しくはこちら
【体験レポート】「クールシェアしながわスタンプラリー」
【体験レポート】「広島てっぱんバル」

 

3回目となる今回は、観光をテーマにしたスタンプラリー、「スマホでかんたん!縄文おでかけスタンプラリー」のレポートが届いておりますのでご紹介します!

 

観光地集客や地域全体の活性化など、今後のキャンペーン企画のヒントになれば幸いです!

 

 

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■目次
・「スマホでかんたん!縄文おでかけスタンプラリー」とは
・スタンプラリー体験レポート
・企画の注目ポイント
・最後に

「スマホでかんたん!縄文おでかけスタンプラリー」とは

 

縄文スタンプラリー1

 

2021年の世界遺産登録を目指して、三内丸山遺跡や小牧野遺跡など県内の縄文遺跡群とその関連施設に足を運んでもらい、その歴史や文化について学び、体験してもらおうというスタンプラリー企画です。

10月31日(日)まで開催中の本キャンペーンですが、見事7月に世界遺産への登録が決まり、さらに盛り上がりを見せています。

※新型コロナウイルスの感染拡大の状況により、本キャンペーンは予告なく変更・中止となる場合があります。

 最新の情報はホームページをご確認ください。

 

・主催:青森県
・開催期間:2021年6月1日(火)~2021年10月31日(日)

・概要:スマートフォンで参加登録後、県内13ヵ所の対象スポットを巡り、

対象スポットにてGPS機能を使用してチェックインを行うとスタンプを獲得。
・スタンプ取得方式:GPS方式
・公式サイト:
青森県庁 ホームページ

 

それではここからは地域リサーチ隊へバトンタッチ。
実際に体験してきた様子をレポートしてもらいましょう!

 


スタンプラリー体験レポート

~これより、地域リサーチ隊による体験レポート~

 

縄文スタンプラリー画面

まずスタンプラリーを始める前に参加登録を行います。
 

アカウントを登録することで、機種変更したりホームページを誤って閉じてしまってもデータを復元できる仕組みになっており、

安心してスタンプラリーを楽しめます。
 

ログインをすればいつでもスタンプラリーを再開できるので、1日で回り切れなかった場合も別の日に続きから始められて全制覇も目指しやすそうです。

 

参加登録が済んだので、今回対象となっているスポットをチェックします。エリアは8つのエリアに分かれているみたいです。

早速1つ目のスポットに向かってみたいと思います!

 

➀ 三内丸山遺跡

新青森駅から車で走ること6分。
住宅街を少し抜けた先に国内最大級の縄文集落、「三内丸山遺跡」があります。

券売機でチケットを買い、受付を通って中に入ります。

三内丸山遺跡

スマホのGPS機能をONにして三内丸山遺跡にチェックイン。
さっそくスタンプをゲット!

 

遺跡の案内に従って歩いていくと、「トンネルを抜けると遺跡です」の案内が。
ワクワクしながらトンネルを抜けると、広大な広場が現れました。
5分くらい歩いていくと遺跡が見えてきました!

 

縄文スタンプラリー4

広大な遺跡エリアでは見学ツアーの開催、施設内には土偶作りなどの体験教室もありました。
また、中にはレストランもあるので、遊び疲れたらここで休憩しても良いですね!
大人も子供も一日中楽しめるような施設でした。

 

②縄文の学び舎・小牧野館

縄文スタンプラリー5

三内丸山遺跡を後にして青森空港方面へ車を走らせること約20分。

青森らしい田園風景を横目に細い道を抜けていくと、「縄文の学び舎・小牧野館」につきました。

さっそく中へ入っていきます。

 

入ってすぐのところには発掘体験コーナーがあり、子どもたちが楽しんで体験していました。
さらに中に進むと縄文人の暮らしがわかる土器や石器、アクセサリーなどの展示をしているほか、実際に発掘された土器がたくさん保管されており圧巻です。
野沢小学校が木造校舎だった時代の昭和30年代の教室を再現している休憩室もあり、ゆったりしたどこか懐かしい空気が流れる施設でした。

小牧野館

そして2つ目のスタンプゲット!
先ほどのスタンプとは変わり、「縄文の学び舎小牧野館」のデザインになっています。

 

土器や石器など、様々な資料を見ることができるこちらの施設はなんと無料!
展示物が盛りだくさんで大満足でした!

 

それでは、次は実際に遺跡を見に行ってきます。ワクワク!

 

③小牧野遺跡

縄文の学び舎・小牧野館から車で1.5キロ、砂利道を恐る恐る走り抜けると森の中に小牧野遺跡があります。

 

施設内の壁に貼られた案内に従って外へ出ます。
数分ほど歩いていくと遺跡が見えてきました!

小牧野遺跡

小牧野遺跡の環状列石は、直径55mにも及ぶ巨大なモニュメントだそうです。

石を積み重ねて作られているのですが、この石の組み方が独特で見入ってしまいました。(小牧野式配列と呼ばれているそうです)

他にも見晴らし台やお墓の跡、竪穴住居跡など無料で見ることができ、こちらも大満足です!

 

縄文スタンプラリー9

一通り展示を楽しんだので、チェックインをしてスタンプGET。

駐車場のすぐ近くには「小牧の森・どんぐりの家」という休憩所もあり、見学の後にここでほっと一息つくのもよさそうですね!

 

 

縄文スタンプラリー応募

3つのスポットを巡ってスタンプを集めると、D賞に応募ができるようになったので、早速応募してみました。

応募は応募フォームに必要事項を入力するだけでとても簡単です。

応募用紙を書いて郵送する必要もないので、手間もかからず応募が完了しました。当たるといいなあ~

 

今回訪れたスポットは3つでしたが、他のエリアのスタンプをさらに集めると、
限定のあおもりJOMON WAONカードや青森県のお肉・本マグロなどの特産品が当たる別の賞に応募ができます。
豪華景品を目指して8エリアすべての遺跡を制覇するのも楽しそうですね!

 

大人はもちろん、子供とも楽しく学ぶことができるので、大満足のスタンプラリーでした!

 

リサーチ隊の感想

スマホ1つで参加することができたので、荷物がかさばることがなく、

紙のスタンプラリーに比べて手軽に楽しむことができました。

また、ユーザー登録をしたことでログインすれば自分の好きなタイミングでスタンプラリーを再開でき、

スマホならではで参加しやすいなと感じました。

 

今回は、D賞応募までのレポートとなりましたが、スタンプを獲得していくとエリア達成数がカウントされるところは

達成状況が分かりやすかったですし、スタンプを沢山集めるほど豪華賞品に応募できるので、

全て達成したいとやる気になり、面白かったです。

 

 

以上、体験レポートでした!

縄文遺跡の魅力を存分に感じられるスタンプラリーでしたね。

 

それではここで、この企画の注目ポイントをプチ分析していきましょう!

 


▼企画の注目ポイント

  • マイページ機能で参加記録を管理!スマホ1つで自分のペースでスタンプラリーを楽しむことができる
  • スタンプ取得方法をGPS式にすることで、遺跡の景観を損なわず開催できる

 

今回のように開催期間が長いキャンペーンや広範囲を移動を伴うスタンプラリーでは、しばらく期間が空いたら紙の台紙をなくしてしまったり、台紙を持って移動するのは少々不便…と参加ハードルを上げてしまうことも…。

 

そういった参加者の懸念点をデジタルでのスタンプラリーにすることで払拭をすることができます。
今回取り入れた【マイページ機能】では、参加者が事前にログインパスワードを設定することで、サイトを閉じてしまったり機種変更をしても、設定したパスワードで再度ログインをすれば集めた所からいつでも復帰することができます。

 

また、今回のスタンプラリーではスタンプの取得方法をスマートフォンのGPS機能を使用したGPS方式を採用しました。

GPS方式は、QRコード式のようにスタンプ取得用のポスターや看板の設置が不要なため、屋外の遺跡や文化施設などポスター等が設置できない場所も対象としたスタンプラリーを開催することができます。

 

GPS機能を利用した観光地スタンプラリーの企画例についてはこちら!

GPSでスタンプGET!ポスターも台紙もいらない観光スタンプラリーとは?

 


最後に

今回は、「スマホでかんたん!縄文おでかけスタンプラリー」の体験レポートでした。

 

観光スポットへの集客や周遊に効果的なスタンプラリーは、スマートフォンを使ったデジタルでの運用にすることで、台紙を失くす・忘れるなどの心配がいらなかったり、各スポットの場所や情報を知りたいときにすぐ見ることができたりと、紙での運用よりも利便性が高まります。

また、GPSを利用することで観光地の景観を守りながら実施でき、さらに三密を避け非接触で運用できるためより安心です。

 

スタンプラリーで来てほしいスポットを対象地点と設定することで、自然と参加者を誘導でき、人気・定番のスポット以外のエリアへ集客することもでき、観光地全体の活性化につながります。

 

いかがでしたでしょうか?
企画のヒントになれば嬉しいです😄

 

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