昨今では、商品の販促や集客施策などは利用者の多いSNSやWEBサイトを中心としたデジタルキャンペーンが数多く実施されています。
当社でもデジタルスタンプラリーや抽選キャンペーンを始め、数多くのデジタル施策のご相談をいただきます。
そこで今回ご紹介するのが、シンプルな操作でプロモーションの幅を広げてくれる「マルチタッチカード」です。
名刺やポイントカードといった「ただのカード」ではなく、スマートフォンと連動して使えるちょっと変わった媒体です。
そんな「マルチタッチカード」でどんなことが出来るのか、どのシーンで使えるのか、など簡単にご紹介します。
★見せたいコンテンツにスムーズにアクセス!印刷型Iotデバイス
■目次 |
「マルチタッチカード」とは?
マルチタッチカードとは、右側にある3つの領域のどれかを指でつまんでスマートフォンにタッチすると、つまんだ部分の情報をスマホ上で読み取り、コンテンツを表示することができる、名刺カードサイズの印刷型Iotデバイスのこと。
その仕組みは、指でつまんだ部分に対応する導線パターンに、人から発せられた静電気が反応して静電容量コードに変換し、カードをタッチすることでその静電気をスマホが読み取り、コンテンツを表示する仕組みとなります。なので、電池等は一切必要ありません。
従来のショップカードや名刺などの紙媒体では、印字できるスペースの大きさからQRコードを1つしか印字することができず、必然的にコーポレートサイトへの誘導が中心になってしまう、という課題がありました。
マルチタッチカードでは3つの誘導先を指定出来るため、コーポレートサイトだけでなく、通販サイトやオウンドメディアなどのサイトはもちろん、音声や動画、クーポンなども提供でき、プロモーションの幅も広がります。
1枚で複数のコンテンツへ誘導できるため、カード制作のコストも削減することができます。
メリット
マルチタッチカードの操作方法が分かった所で、次は導入のメリットをご紹介します。
カードはインセンティブとして提供が可能
マルチタッチカードは表だけでなく、裏にも印刷が可能です。
アニメやゲームのキャラクター・アイドルなど、異なるパターンのデザインカードをオリジナリティの高いノベルティとして提供することができます。
コンテンツを楽しんでもらうだけでなく、カードそのもののコレクション欲を高めることができ、ショップや文化施設などのリピーターの獲得も期待できます。
専用アプリのダウンロードがいらず手軽
カードの裏のQRコードを読み込んでタッチするだけでアクセス可能なので、専用のアプリが必要ありません。なので、アプリをダウンロードする手間や容量不足などの心配がなく、利用のハードルも下がります。
データの集計が簡単
カードに設定したコンテンツごとに、表示・再生された回数を管理画面から確認できます。
データ分析により、配布したカードでどのコンテンツが一番見られたかの興味の度合いや、通販サイトでの購入者の測定などを行うことで、次回以降のキャンペーンにも活かすことが出来ます。
利用シーン
便利なマルチタッチカードの利用シーンを一部ご紹介します。
名刺・商品紹介のツールとして |
ショップカードとして |
タレント・アイドルの紹介カードとして |
美術館・水族館などの展示物紹介カードとして |
この他にも、
- お店・観光スポットまでの誘導などの「ナビゲーションツール」
- 外国人向けに観光地の説明、道案内など言語を切り替えて提供できる「翻訳ツール」
- 購入者限定の抽選ゲーム、ポイントカード、スタンプラリーなどの「販促ツール」
などなど・・・
紹介・PRツールとしての活用はもちろんのこと、他のシステムとの連携で利用の可能性が無限に拡がります。
「マルチタッチカード」にコレクション要素を加えてさらに楽しめる「マルチタッチカード」×「コレクションキャンペーン」も記事で詳しくご紹介!
⇒“集める“+“触れる“で楽しい!【マルチタッチカード】を使った企画とは
電子スタンプとの比較
マルチタッチカードと認証方法が似ているものに、【電子スタンプ】があります。
この二つは、どちらも静電気を読み取って登録された情報を認証する仕組みとなっています。
では、この二つの違いを見ていきましょう。
マルチタッチカード | 電子スタンプ | |
メリット |
・電子スタンプ印に比べ、安価で制作が可能。 ・インセンティブとしての提供が可能。 ・コンテンツに合わせた様々なデザインが可能。 |
・基本的にスタッフが所有しており、現地に行かないと押印できないため不正を防ぐことが可能。 |
デメリット | 他の人にカードを渡されると、誰でもどこでも利用できてしまう。 | ・スタンプとしての機能のみ。 ・マルチタッチカードに比べ高価。 |
スタンプID数 | 3 ID | 1 ID |
大きさ |
サイバネ規格サイズ |
約W5cm ×D5cm × H2.5cm |
「マルチタッチカード」は、提供できるコンテンツの量やカードが手元に残る点と、カードを自分でスマートフォンへタッチするのでいつでもどこでもコンテンツの再生・取得が可能な点が、電子スタンプとの大きな違いです。
基本的には電子スタンプ印はスタンプラリーやクーポンの消込に適した機器ですので、
目的やシーンに合わせてお選びいただくことをオススメ致します。
「電子スタンプ印ってなに?」という方はこちらの記事も合わせてご覧ください。
【スタンプ取得方法】電子スタンプのメリット・デメリットとは?
最後に
いかがでしたか?
マルチタッチカードがあれば、これまで紹介しきれなかったサイトや情報、おすすめの新商品などを相手に訴求できるチャンスが生まれるので、一歩踏み込んだプロモーション活動が期待できます!
マルチタッチカードを使った企画をご紹介!
⇒“集める“+“触れる“で楽しい!【マルチタッチカード】を使った企画とは
⇒お笑いライブを救え!マルチタッチカードで再来場を促進する企画とは
さらに気になった方は、下記のサイトで詳しい利用例やデモ動画などをご紹介しておりますので、ぜひそちらもご確認ください。
当社のマルチタッチカード&モバイルプロモーションはこちら(サービスサイトへ)
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企画立案から運用までトータルでサポートし、お客様の様々な企画を実現します。
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※「マルチタッチカード」は、株式会社インターメディア研究所の登録商標です。
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