【スタンプ取得方法】QRコード方式のメリット・デメリットとは? | with-M. NewsMedia

【スタンプ取得方法】QRコード方式のメリット・デメリットとは?

QRコードスタンプラリー

「スタンプラリー」を一度も経験したことがない、という方はほとんどいないのではないでしょうか?

スタンプラリーは、新規集客、回遊促進など主催側の課題解決につながるだけでなく、参加者にとっても手軽に参加でき、楽しめる企画であることから、様々な場面で活用されています。

 

ところが、昨今では

  • スタンプ台紙代、景品代、人件費等コストがかかる
  • 参加者が台紙を紛失してしまう
  • 一過性で終わってしまい参加者が根付かない    
  • 台紙を何枚も持っていかれるなどの不正が起こる  など

紙で実施するスタンプラリーにも課題が生じ、デジタル化を検討される声も増えています。

 

そこで、今回から

「紙のスタンプラリーから、デジタルスタンプラリーへ切り替えを検討されている方」
「デジタルスタンプラリーの各スタンプ取得方法について、特徴を比較したい方」 
に向けて、
多種多様なデジタルスタンプラリーシステムについて、複数回に分け詳しくご紹介していきます。

 

第1回目は、誰でも簡単に操作ができて低コストで実施できる「QRコード式スタンプラリー」についてご紹介いたします。

 

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目次
・QRコードの特徴
 -メリット
 -デメリット
・QRコードを使ったスタンプラリー例
  -①1地点ごとに異なるQRモバイルスタンプラリー
  -②QRモバイルスタンプラリー兼スタンプカード
  -③GPSと組み合わせたQRモバイルスタンプラリー
  -④ワンタイムURL発行機「CocodePit(ココデピット)」と組み合わせたQRモバイルスタンプラリー
・最後に

 


QRコードの特徴

QR

 

QRコードとは、スマートフォンなどのカメラをかざすだけで、バーコードのように様々な情報を読み取れるコードです。
現在では、ポスターや看板、決済システムや予約した映画のチケットの発券など、多岐にわたって利用されています。

 

そんなQRコードでスタンプラリーを行う場合、どのようなメリットがあるのかご紹介いたします。

 

■メリット

①多くの人が簡単に利用することができる

QRコードはカメラでコードを読み取るだけの簡単な操作で利用が可能です。
一般的なスマートフォンには、QRコードを読み取る機能が備わっているため、スマートフォンがあればどなたでもご利用いただけます。

※スマートフォンによっては読取りアプリのダウンロードが必要な場合もございます。


②屋内や小範囲でも利用ができる

QRコードはGPS式のように、読み取りに特殊な信号を必要としないため、屋内や地下による信号の惰弱や地点同士が近いことで信号の干渉が起こり、誤作動を起こすといったトラブルに左右されることがありません。
地下の駅や商業施設など屋内でのキャンペーンにも最適です。

 

③安価にキャンペーンを行える

スタンプ台紙の印刷が不要で、QRコードを掲示するためのポスターやパンフレットなどの最低限の印刷物で実施が可能です。
また、専用の機器なども不要なため、他のスタンプ取得方式より安価にキャンペーンが行えます

 

比較的安価で誰でも参加のしやすいQRコード式スタンプラリーですが、一方で以下のようなデメリットもあります。

 

■デメリット

①QRコードを掲示できない場所では開催ができない

QRコード式スタンプラリーでは、対象スポットにポスターや看板などで専用のQRコードを掲示する必要があります。
そのため、景観を重視する観光地などポスターや看板を掲示できない場所では、利用いただけません。また、カメラの起動が必要となるため、撮影禁止の場所を対象スポットにすることができません。

 

②不正防止対策が難しい

シンプルな操作性である反面、QRコードの写真撮影やURLを転送されてしまうと、現地に行かずとも第三者がスタンプを取得できてしまいます。

 

このようなデメリットは、運用面でカバーすることも可能です。次項のスタンプラリー例でご説明いたします。

 


QRコードを使ったスタンプラリー例

QRコードを使用したスタンプラリーの種類をご紹介します。

 

①1地点ごとに異なるQRモバイルスタンプラリー

1

 

1地点ごとに異なるQRコードを読み取ってスタンプを取得するスタンプラリーです。
地点ごとにQRコードが異なるため日ごと、地点ごとにスタンプがどれだけ取得されたかを把握することができます。

 

1度取得したスタンプを2回目以降「すでに取得済みです。」と表示させ、重複取得を防ぐことも可能です。

 

②QRモバイルスタンプラリー兼スタンプカード

 

2

 

複数の店舗を巡ってスタンプラリーをしつつ、近くのいつもの店舗に毎日通ってもスタンプを取れるようにスタンプカード機能を併用したスタンプラリーです。


同店舗でのスタンプ取得は1日1回の制限とし、毎日24時で制限は解除されるよう設定をします。
それにより同じQRコードであっても持続して利用ができ、また、利用者側もお店に通う楽しみが生まれ、リピート率の向上に繋がります。

 

③GPSと組み合わせたQRモバイルスタンプラリー

 

3

 

QRコード式のスタンプラリーには、転送などで現地に行かなくてもスタンプを取得できてしまうデメリットがありますが、QRコードとGPSを組み合わせることで不正を防ぐことができます。

 

QRコードを読み取った後、GPSで位置認証を併せて行なう仕組みにすることで、現地で直接操作を行わないとスタンプが取得できないため、不正を防止することができます。
 

 

④ワンタイムURL発行機「CocodePit(ココデピット)」と組み合わせたQRモバイルスタンプラリー

 

CocodePitを使ったスタンプラリー

 

QRコードの“URLが転送され、スタンプが取得されてしまう”という不正を防止する方法として、スマホをかざすだけで簡単に操作できる「CocodePit」を活用する方法もあります。

 

QRコードで万が一不正にスタンプが取得されてしまった場合も、現地でスマホをかざすことが必須なCocodePitを組み合わせることで、不正なスタンプ達成や景品獲得を防ぐことができます。
 

CocodePitとは

NFC(近距離無線通信規格)を活用したワンタイムURL発行機器です。 「CocodePit」にスマートフォンをかざすと、 一度だけアクセスできるURLを電源無しで発行します。
URLをコピー・転送しても無効となるため、「現地訪問」「商品購入」などの条件を満たしていない不正なキャンペーン参加・インセンティブ取得をブロックすることができます。

詳しくはこちら!(CocodePitサービスサイトへ)

 


最後に


いかがでしたでしょうか。

様々なスタンプラリーシステムの中から、今回はQRコードを使ったスタンプラリーについてご紹介させていただきました。

 

QRコードを使ったスタンプラリーは、商業施設や商店街、テーマパークなど活用できるシーンが広く、また、比較的に制作コストも抑えられるスタンプラリーとなっておりますので、主催者様のニーズに応じたスタンプラリーを開催することができるかと思います。
少しでも参考になりましたら幸いです。

 

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企画立案から運用までトータルでサポートし、お客様の様々な企画を実現します。
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第3回:電子スタンプ式スタンプラリー
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第4回:NFCタグ式スタンプラリー
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【スタンプ取得方法】AR方式のメリット・デメリットとは?

 

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※「QRコード」は、株式会社デンソーウェーブの登録商標です。
※「CocodePit®」は、株式会社コトと当社の共同開発です。
※その他、記載の会社名および製品名は、一般に各社の商標または登録商標です