今回は「北海道・東北エリア」で過去開催されたデジタルスタンプラリー事例をピックアップしてまとめました。
地域を偏りなく周遊してもらう工夫や、その地の歴史を学ぶことのできる仕掛けなど、北海道・東北の広大な土地ならではの企画に注目です。
ぜひ企画のヒントにお役立てください。
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■目次 |
■QRコード方式
スマホで「QRコード」を読取り、スタンプを取得する方式です。
対象となる店舗や施設にポスターやPOPを利用してQRコードを掲出し、参加者はそのQRコードを読み取ってスタンプを取得していきます。
“QRコード読取”という広く認知された方法を使うため、老若男女問わず参加しやすいスタンプラリーとすることができます。
きたかたデジタルdeスタンプラリー(福島県)
実施期間:2022年7月15日(金)~9月30日(金)
利用シーン:店舗集客、地域活性化
福島県喜多方市内の飲食店やお土産店を巡るスタンプラリーです。
期間中、市内75ヵ所のスタンプラリー参加店舗を利用し、会計時に各店舗に設置されているQRコードをスマートフォンで読み取ると、スタンプを獲得することができます。
スタンプを3個、5個、10個集めると、集めたスタンプ数に応じてA・B・C賞に応募することができ、抽選で3,000~20,000円相当の「喜多方の特産品詰め合わせ」がプレゼントされました。
スタンプ数が多いほど当選チャンスが増える条件もあったことから、ラーメンやそば、カフェ、酒店など多様なジャンルの対象店舗の利用を後押しし、地域の活性化を促す企画となりました。
おでかけむそーらり~(宮城県・山形県)
実施期間:2022年10月1日(土)~2022年11月30日(水)
利用シーン:観光、認知拡大
宮城県県制150周年を記念して開催される、宮城県仙南地域・山形県置賜地域を巡るスタンプラリーです。
「仙南 ねこまさぐん」と「置賜 かねたんぐん」いずれかの武将として参加チームを選択し、対象スポットを周遊します。スポットに設置されているQRコードをスマートフォンで読み取ると、ポイントの獲得が可能です。「米沢城址」「白石城」は、通過必須スポットとなっており、スポットにまつわるクイズに正解することで、ポイント獲得となります。
集めたポイント数に応じて、抽選で各地域の特産品やキャラクターグッズなど最大10,000円分の豪華景品がプレゼントされました。
合戦に見立ててチームで競い合うというゲーム性を持った本企画。“総合獲得ポイント数が多かったチームの参加者の当選確率がアップする“というユニークな仕掛けでユーザーの参加意欲や達成意欲を刺激する企画になりました。
★QRコード方式の詳細はこちらから
⇒【スタンプ取得方法】QRコード方式のメリット・デメリットとは?
■GPS方式
スマホの位置情報サービス(GPS)を使用し、現在地と対象スポットの位置情報が合致することでスタンプを取得できる方式です。
QRコードの読取りが不要なため、自然の中にあるスポットや景観問題でQRコードを掲出できない文化施設なども対象スポットとして設定することが可能です。
広範囲に及ぶ大型スタンプラリーでの活用におすすめの取得方式です。
HOKKAIDO LOVE! おもいっきり北海道スタンプラリー(北海道)
実施期間:2022年5月30日(月)~10月31日(月)
利用シーン:観光、公共交通機関利用促進
北海道の7都市の観光スポットを巡るスタンプラリーです。
期間中、札幌市・函館市・旭川市・釧路市・帯広市・北見市・稚内市の対象スポットにて、スマートフォンのGPS機能を使用してチェックインを行うと、エリアに応じたスタンプを獲得することができます。
7都市のうち2都市のスタンプを集めると、抽選で10,000円分のJCBギフトカードがプレゼントされました。加えて、ギフトカードの抽選に外れた方の中から、抽選で対象エリア7都市の特産品の詰め合わせが当たるWチャンスも実施しました。
各エリアの対象スポットには複数の空港が含まれているため、離れている都市間にも移動がしやすく、道内の様々なスポットを巡っていただけます。
世界遺産登録一周年 スマホでかんたん! 縄文おでかけスタンプラリー(青森県)
実施期間:2022年6月1日(水)~10月31日(月)
利用シーン:観光、認知拡大
2021年に世界遺産に認定された青森県内の縄文遺跡群を巡るスタンプラリーです。
キャンペーンサイトより参加登録後、8つのエリアに分かれた対象スポットを巡り、スマートフォンのGPS機能を使ってチェックイン行うと、スタンプ取得することができます。
達成したエリア数に応じて、オリジナルデザインのWAONカードや青森県産の特産品が当たる抽選に応募いただけます。
スタンプラリーサイトでは、それぞれの遺跡の説明や見どころが紹介されており、スタンプラリーを通して縄文遺跡群の歴史に触れてもらう企画となりました。
まるっと遠野スタンプラリー(岩手県)
実施期間:2022年6月1日(水)~9月30日(金)
利用シーン:観光、認知拡大
カッパ伝説で有名な岩手県遠野市を巡るスタンプラリーです。
キャンペーンサイトより参加登録後、市内の対象スポットを巡り、スマートフォンのGPS機能を使ってチェックインを行うとスタンプを獲得することができます。
スタンプを1つ以上獲得すると、抽選で「A賞ジンギスカン2人前」「B賞ホップソーダ6本セット」「C賞まねっこかっぱ」いずれかの素敵な賞品が毎月10名様にプレゼントされました。スタンプを多く集めて応募すると、当選の確率が上がります。
GPS方式を採用することで、石像や神社などQRコードを掲出できない場所も対象とすることができ、スタンプラリーを通してカッパにまつわる歴史や遠野の文化を楽しく学んでいただける企画となりました。
公共交通でぐるっと!LOVELOVE北海道ビンゴスタンプラリー(北海道)
実施期間:2022年8月11日(月)~2023年1月20日(金)
利用シーン:観光、公共交通機関利用促進
北海道内を電車やバス、フェリーなどの公共交通機関を利用して周遊するスタンプラリーです。集めたスタンプでビンゴを目指します。
駅や空港、動物園などに分けられた8つのグループの対象スポットを巡り、スマートフォンのGPS機能でチェックインを行うと、スタンプを取得することができます。グループごとに1つずつスタンプを集め、縦・横・斜めのいずれかでビンゴを完成させると、完成数に応じて北海道の海鮮セットや和牛あらびきステーキハンバーグなど、豪華景品が当たる抽選に応募いただけます。
ビンゴ形式で各地を周遊していくため、訪れたことの無いスポットなどへ足を運ぶきっかけに繋がりました。
★GPS方式の詳細はこちら
⇒【スタンプ取得方法】GPS方式のメリット・デメリットとは?
■QRコード+GPS方式
QRコードの読取りとGPS認証を組み合わせた方式です。
それぞれのメリットをおさえながら、QRコードを掲出できない場所には「GPS方式」、スポットの間隔が近い場合や、位置認証のための信号が届きにくい場所などは「QRコード方式」に設定するなど、デメリットをカバーし合いながらスポットの立地条件に合わせて対応することが可能です。
利尻を楽しむスタンプラリー~利尻クエスト2022~(北海道)
実施期間:2022年5月1日(日)~2022年10月31日(月)
利用シーン:観光、認知拡大
北海道利尻島を巡るスタンプラリーです。
島内の対象スポットにて、スマートフォンのGPS機能を使用してチェックイン、またはQRコードを読み取ると、ポイントを獲得することができます。ポイントは各スポットによって異なり、合計200、550、700ポイントを集めると、利尻の特産品などが当たる抽選に応募いただけます。
さらにマイページでは、利尻島にまつわる三択クイズに挑戦することができ、クイズに正解すると、1問につき2ポイント獲得できます。
ポイント集めや三択クイズなどのクエスト風のスタンプラリーにすることで、ゲーム感覚で島内を周遊でき、利尻島の魅力を堪能できる企画となりました。
★QRコード+GPS方式の詳細はこちら
⇒【スタンプ取得方法】応用編~QRコード式×GPS式で広がる企画案~
★地域活性・周遊対策に効果的なモバイルスタンプラリー。豊富な機能と柔軟なカスタマイズ性で希望の企画を実現
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★スタンプ取得方式についてまとめ・比較した記事はこちら!
⇒【スタンプ取得方法】総集編~デジタルスタンプラリーの企画ポイント
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